CLD-8020 化学発光検出器
物質が電磁波,熱,摩擦,電界,化学反応などから外部エネルギーを吸収した励起状態から,熱放射をともなわずに特定の波長の光を放射(発光)して基底状態に戻る現象を「ルミネッセンス(luminescence)」と呼びます。
化学発光では,発光試薬による化学反応のエネルギーで物質を励起させるため,蛍光検出のように光源ランプ(キセノンランプなど)を必要としません。
化学発光検出のフローセルは,できるだけ多くの光を光電子増倍管で受けられるよう,加工がしやすいふっ素樹脂チューブを渦巻状にしたものを使用しています。
製品仕様
測定方式 | 光電子増倍管(photomultiplier tube、PMT) |
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測定波長範囲 | 300~600 nm |
測定レンジ | 1、2、4、8、16、64、128、256、Shot計9段階 |
ゲイン | ×1、10、100、1000計4段階 |
温度制御 | フローセル (室温+10~60℃)、PMT冷却 |
デジタル処理 | デジタルフィルター(3、5、10、20、40 sec) AD-24 bit (1ch)、DA-20~24 bit (2ch) |
出力 | アナログ出力 : レコーダー(10 mV/FS)、インテグレータ (1 V/FS) デジタル出力 : USB (1 ch)、WiFiとBluetooth (オプション) |
入力 | マーカー |